まずは今回の東日本大地震につきまして被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、一日でも早い復興、そして日常が、笑顔が戻られる事を心からお祈り致します。
さて、
【全労災文化フェスティバル2011】
☆ミュージカル
『オオカミ王 ロボ』〜シートン動物記より〜
が、今週26日から(3/26〜4/3・全15ステージ)スペース・ゼロで開幕します。
シートンが100年以上前に書き遺した音楽劇『オオカミ王 ロボ』が時を超えて世界で初めて新宿の舞台で甦ります。
一か月ちょっとのリハーサルを経て本日よりいよいよ劇場入りです。
先日東日本を襲った大地震により中止も危ぶまれ、ここに来るまで大変な道程でしたが、この作品に関わる多くの方々の熱意、ご厚意によりお陰様で舞台に立たせてもらえます。
言葉にならない位感謝の気持ちでいっぱいです。
この時期での公演という事で当然の事ではありますが批判もあります。それは真摯にそして謙虚に受け止めています。
今進む事が良いことなのか…出演者、関係者一同正直今でも複雑な心境にいます。
でも僕達に出来る事は表現者として何かを伝えていく事。
このミュージカルのテーマでもある
「生きること」
「愛すること」
……今こそ「生」に感謝し「生」に向かうべく進む決意をしました。
若いカンパニーですが、志の高い素晴らしいメンバー達です。
みんな表現者として誇りを持ち、ほんの少しでも「希望の光」を届けたいと本気で思ってます。
被災地の方々にこの作品を直にお届けする事は難しいですが、この作品に出会われた皆様から、この作品の魂が受継がれ大きく広がればと切に願います。
劇場には義援金の募金箱も置かせて頂きますので、どうぞ少しでもご協力頂けたらと思います。
千秋楽まで魂込めて精一杯頑張ります!